畑を耕しながら地方分権を考える今日この頃

色々ありましてあって畑作りをしております。


上手い具合にクワでエッサほらと雑草やらを取るのですが、やりながらこれが21世紀にやることなんだろうかなと思ったりも致しました。


この前の地震で食べるものが無くなったのは物流が止まるというロジスティクスの問題でありましたが、畑を耕しながら思ったのは東北の経済が弱くなる形で物流がなくなることもあり得るのかなということでした。


次の災害に備えて考えるべきことは物流が止まってしまってもいいように、①市町村ごとの備蓄を強化する。②市町村単位で農業を強化して食料自給率を上げる③災害が起こっても物流が止まらないようにすることだと思います。


現実的に考えると①と③だと思いますが、経済産業省が足かせになり得る東北を見捨てる為に東北に対して「やっぱ地方分権だよね。これからはそっちで頑張って行こうぜ。ばいちゃ★」と言うかもしれませんよね。


現実的に考えればそうした方が良いに決まっている。そもそも衰退しつつあった東北地方に投資して返ってくるリターンが無い以上、さっさと分権させて知らぬ顔をしたほうが良いに決まってます。マレーシアに見捨てられた昔のシンガポールみたいな話ですね。それをされた瞬間に瓦礫の撤去も無理、道路や鉄道、公共施設の再建も無理となり、事実上、仙台とその周辺の市町村以外は存続不可能になります。改めて考えると、これは地震が起きても起きなくても遅かれ早かれ起きることであったように思います。


ということで世界の食料自給率が云々ではなくて、官僚たちが自分たちが生き残る為に東北を見捨てるかもしれないから、そのために市町村単位での食料自給率の向上が必要になってくるのかなと思ったしだいであります。


そのためには、有機野菜やら無農薬やらアホみたいなことを言わずに、全ての生物の息の根を止める農薬を空中からぶち撒き、農作物だけは農薬を吸収しないように遺伝子改良すればいいわけで、というかもうアメリカはもうそれをやっているわけです。そんで、その作物を市町村で発効したフードスタンプで住民に買わせれば良いわけだと思うわけです。


学校では家庭科の時間を増やして子供達に料理の作り方を教えて、地元の食べ物で料理を作る習慣を作らせればいいと思うのです。


遺伝子改良が危ない、農薬が危ないと皆様は言いますが、今考えるのは官僚達が考えている東北殲滅作戦とどう戦うかであり、いい加減、アホ見たくクワを持って畑を一日耕して、汗の分だけ良い作物ができるんだという精神論はやめたほうが良いと思う今日この頃です。