イノベーションと長時間労働
小売や飲食店などのワーカは一日12時間以上働きます。
ですがついこの間(明治11年、1878年)まで、電気が無かったのでほとんどのワーカーは日中しか仕事ができませんでした。
夜中に作業など危なくてできないわけです。
それを現代はテクノロジーがカバーしているわけですが、私たち自身が
そのテクノロジーにあわせなければいけなくなりました。
明るいからその分働けるやんと中学生並みの思考で高度成長に突入していったわけです。
そのため小売や飲食やら、ほかサラリーマンが24時間戦えますかになって
しまいました。
人類の定義をここでクロマニヨンとするとその歴史は20万年でして、昨今24時間体制になったのはおよそ100年にもならないでしょう。
つまり24時間戦います体制になってからはまだ世代が入れ替わってないのです。
これは歴史状の類のない試みなのです。当然無理も来るでしょう。
世代の入れ替わりによって人間が24時間働ける種に変化していくのか?
それともテクノロジーの進歩がコンビニの無人化を進めるのか?
現実的にはコンビニ無人化が早いと思うが、その時に考えなければいけないのはそれでは労働者はどこに向かうかということだろう。
近代の産業革命並びに現代のITのイノベーションは労働者にとってデメリットとメリットの両面を与えてくれた。
次世代のイノベーションが今のジレンマを解消してくれることになるのだろうか?
それは人間が労働から解放されるというストーリかもしれないし、もしくは労働市場と地域社会からの阻害という残酷な結末かもしれない。