船底に穴が開いてるからバケツで掻きだして今日も頑張ろう^^

同時に複数のプロジェクトを走らせると収集がつかなくなるんだよね〜


傍から見てると関係しているのは、そのうちの1つのプロジェクトなんだけど
社内は手がいっぱいでどれが優先かわからないし、結果的に場当たり的な対応になってしまう。


言われたらやりゃいいやって。


とにかく業務はいっぱいある。すべてやらねばならないことだ。
だから若い社員や経験の浅い社員は目の前の業務や作業に逃げ込む。


そんでもって、中堅社員も自分の業務に逃げ込む。


業務に逃げることほど簡単なことはない。体は疲れるけど頭は疲れない。
目の前の仕事をやればいいだけだもん。それに間違いなく仕事はしているから誰も批判できない。


けれど、会社に根本的な誤りがあって、船底に穴が開いているのは社員全員が気づいてる
それをなんとかしないとはわかっているけど、それができるのは経営者だけだ。


社員にそれをなんとかする気概も勇気も権限も無い。


そういった船底の穴を潰していって社員が何も考えず目の前の仕事をできるようにしたのが
上場している大きな会社組織だ。


現場は人がいない、人がいないと叫び続ける。まぁ、足りないんだけどね。


けれど、人件費は掛けれないし。人件費かけてプロジェクトが起動に乗ったら今度は
余剰社員のリストラしなきゃいけないし・・・そこは派遣社員やらバイトで対応するしか
ないよね。


とにかく一歩一歩泥臭く、少ない社員で一つのプロジェクトを成功させてから前に進むのが
近道なのに補助事業で金を作っては事業を肥大させ自転車操業をさせていく。


現場の人間は船底の穴を塞ぐことができると考えてはいけないし、できると思っているのは
個人の思い上がりだ。なんの借入もリスクも背負っていない、辞める自由がある社員ができる
ことなど殆ど無い。


我々ができるのは船が沈まないように知恵を絞ってバケツで水をたくさんかき出すことだけだ。
その間に経営者が船底の穴に気づくか、(※見ないふりをするか)。そしてその根本をなんとかしよう
とするかをひたすら待つしか無いわけです。


重要なのは社員は辞める自由があるということだ。完全に沈むか、ブラック起業のように
社員が寝ずにバケツで水を掻きだすことで前進続けるか。物語行く末をを好きなだけ見ていられ
なおかつ好きなときに読むのを辞めれるのは社員の特権です。下手な小説を読むよりも楽しい。


なので明日も頑張ってバケツで水を掻きだして行こうと思います^^


それにしても社長は大変だよね。辞められないもの。