ほっておいても若者は海外へ追い出される。

僕は以前、南の島の語学学校で韓国人3人とルームシェアしておりました。


大変友好的な方達で尾崎豊のアイラブユーの韓国リメイクを「いやもともと韓国のオリジナルだから」と主張する以外は基本良い奴らでありました。


私は基本的に人間嫌いでありますから、相手が韓国人だろうと日本人だろうと基本一人で勝手にやりたい派でありますので、そのうち徴兵時に訓練された殺人術でシメられるかなと思っていたのですが、我関せず勝手にやってくださいという様子で、しかも年長者である一人が常に奢ってくれる良き文化のおかげで大変気持ちよくやらせていただきました。


彼らは、ここで英語のレベルを上げたらカナダに行くんだとか、ニュージーランドに行くんだとか、仰っていたのですが、特にお金持ちの家庭の家の子ということではないようで、おそらく、韓国に仕事がないから海外へいく様子でした。


彼らは次の地でアルバイトをしながら学校に通ったり、仕事に就いたり、そして英語圏で仕事していましたと経歴を付けて自国に帰るような、帰りたいような様子でした。


何故か大抵14:00くらいに小型DVDプレイヤーをもってトイレ行く及川奈央好きの同い年の彼が「俺はオーストラリアなんかに行きたくないよ本当はさ・・絶対に差別されるもん。とりわけアジア人はさ・・」と悲しそうにため息をついておりましたのを思い出します。


本来海外へ出るというのはポジティブな響きが私達にとってはありますが、やむにやまれずという人たちもいるのも事実なわけで日本の若者は内向きとはいわれるものの、もうすこし段階が進めば海外への活路を求めていくしかないのかなと。